スズメ

朝、工房の戸を開けるとチャ―坊(猫)が子雀をくわえている。
動物の本能とはいえ、仕事場で殺生されるのもあまり心地の良いものではないので捕獲を試みるが、普段は甘ったれのチャ―坊もここぞとばかりに野性を丸出しにして逃走。その後ろ姿は「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの!」と言わんばかり。

大捕物の末なんとかスズメの保護に成功。息はあるものの、ひっくり返って動かない。
せめて最期くらいは静かな場所で、と看取る覚悟を決めながら小箱に入れたところ奇跡の復活。カゴに入れチョボ(インコ)の餌を分けてやると良く食べるので、羽毛が生えそろうまで保護する事に。

その後三時の休憩に様子を見に行くとカゴの中にスズメ以外の生き物が、、、
家の玄関なのだが、匂いを嗅ぎつけ網戸の隙間から侵入したらしい。
アオダイショウ(ヘビ)の子供、大慌てで引っ張り出して山に帰ってもらう。

一日に二度喰われそうになるとは、よほど運が無かったのか。
一日に二度命拾いするとは、よほどの強運の持ち主か。
一向に仕事がはかどらず、今日も残業。
一番のババくじを引いたような気もするがこれも何かの縁、良しとするほか無さそうだ。

情がうつると放鳥出来なくなりそうなので給餌の時以外は見ない、名前はスズメ。
女房と子供達にも強く念を押しておく。
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by sakuragoe | 2011-07-16 02:00 | 日々

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